コレステロールの食事の影響は?厚生労働省が食事制限を撤廃?

コレステロール

健康診断の時に、コレステロール値が高いと、医者から卵を食べる数を減らしなさいとか、回転寿司のウニやイクラは控えてくださいと言われた方はいると思いますが、コレステロール値の高いものを食べても血中のコレステロール値とは関係ないって知っていました?

  

コレステロールの食事の影響は?

実は私は心筋梗塞を起こして緊急搬送され、ステント術で冠動脈にステント(金属ネット)が入っています。ステントは血管を広げるためのものです。手首から血管に管を入れられ、血管の詰まっているところで風船を膨らまし、血管を広げてから金属ネット(ステント)を張るのです。

ある夜に心臓が痛み出し、痛みが治まらないので、病院で血管から管を入れられ、冠動脈狭窄(かんどうみゃくきょうさく)が見つかり、すぐにステント術をすることになりました。もう少し遅かったらこの世に生きていません。

そのあと心筋梗塞になった人の食事療法を栄養管理士に学んで退院しました。要するにコレステロールの高いものを控えてましょうということです。

コレステロールは動物由来の脂質ですので、肉、鶏卵、イカ、いくらなどの魚介類、特に多いのが内蔵やたまごです。私は肉が大好きです。特に鶏の肝が好物でした。

バターや生クリーム、チーズなどの乳製品、牛脂やラードなどの油脂類は単品ではさほどコレステロールの量が多くなくても、シュークリームやケーキになると、鶏卵や乳製品がたくさん使われているのでコレステロールの量は多くなります。

脂質の摂り過ぎはよくありませんが、ごはんやパンなどの糖質の摂り過ぎも中性脂肪を体に蓄積させてしまいます。

私はごはんもパンも大好きです。特に菓子パンやシュークリーム、ケーキも大好きです。自分が心筋梗塞で倒れたのも食事の影響だと思っていました。

厚生労働省がコレステロールの食事制限を撤廃?

ところが、2015年に厚生労働省はコレステロールの食事制限を撤廃したのです。2015年4月改訂の「日本人の食事摂取基準」で、成人は男750ミリグラム、女600ミリグラムを上限としていた食事からのコレステロールの目標量を撤廃しました。

厚生労働省栄養指導室は「目標量を設定するのに十分な科学的根拠が得られなかったため」と説明しています。

アメリカやイギリスでは、30年以上にわたって、総脂肪とバターなど動物性脂肪の多い飽和脂肪酸の摂取量の制限を基本とした食事指導が行われてきたそうです。ところがイギリスでは、食事指導をしてもしなくても心筋梗塞などによる死亡率は変わらないとする研究結果が発表されました。

コレステロールの食事制限をやめるってよ

私は5年間、医者の言われた通り、栄養管理士さんが言われた通り、コレステロールの多い食品の食事を自分なりに控えてきました。大好きな焼肉を止め、卵を止め、一番の大好物のシュークリームをやめていました。

ところが心筋梗塞で倒れてから、5年後に労作性狭心症を診断されてしまったのです。医者はこのままだといつ心筋梗塞になるかわからないからすぐにでもステントを入れた方がいいと言われ、ステント術を受けて、また冠動脈にステントを入れました。

労作性狭心症と心筋梗塞の違いというのは、冠動脈狭窄の違いであって、心筋梗塞になったら、すぐにでも心臓が壊死してしまう状態です。おかげでまた命拾いしたわけですが、体感的にはコレステロールの少ない食事をしたとしても心筋梗塞になってしまうのではないかということです。

確かに血液中のコレステロールの量が多いと動脈硬化が進み、心筋梗塞や脳卒中になりやすいです。でも、コレステロールをたくさん食べたからといって、血液中のコレステロールが増えるかというと疑問です。

今回のことで私は焼肉を食べ始めました。好きなシュークリームも食べるようになりました。その方がストレスなく食生活を送ることができます。確かに肥満や運動不足は健康を害しますので、暴飲暴食だけは気を付けていますが、これまでのような食事制限はしていません。

まとめ

実は私は心筋梗塞を起こして緊急搬送され、ステント術で冠動脈にステント(金属ネット)が入っています。ステントは血管を広げるためのものです。手首から血管に管を入れられ、血管の詰まっているところで風船を膨らまし、血管を広げてから金属ネット(ステント)を張るのです。

そのあと心筋梗塞になった人の食事療法を栄養管理士に学んで退院しました。要するにコレステロールの高いものを控えてましょうということです。

ところが、2015年に厚生労働省はコレステロールの食事制限を撤廃したのです。2015年4月改訂の「日本人の食事摂取基準」で、成人は男750ミリグラム、女600ミリグラムを上限としていた食事からのコレステロールの目標量を撤廃しました。

私は5年間、医者の言われた通り、栄養管理士さんが言われた通り、コレステロールの多い食品の食事を自分なりに控えてきました。大好きな焼肉を止め、卵を止め、一番の大好物のシュークリームをやめていました。

ところが心筋梗塞で倒れてから、5年後に労作性狭心症を診断されてしまったのです。医者はこのままだといつ心筋梗塞になるかわからないからすぐにでもステントを入れた方がいいと言われ、ステント術を受けて、また冠動脈にステントを入れました。

今回のことで私は焼肉を食べ始めました。好きなシュークリームも食べるようになりました。その方がストレスなく食生活を送ることができます。確かに肥満や運動不足は健康を害しますので、暴飲暴食だけは気を付けていますが、これまでのような食事制限はしていません。

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