久能山東照宮に行ってきました。竈神社(かまどじんじゃ)は神楽殿の北側にあります。社殿は西向きで向拝があります。見世棚造りの小さな神社です。 久能山東照宮にはこんな小さい神社がいくつかあります。神社の中に神社があって不思議な感じがします。
竈神社(かまどじんじゃ)の御祭神は防火の神で火産霊命(ほむすびのみこと)奥津彦命(おきつひこのみこと)奥津姫命(おきつひめのみこと)の三柱です。 正保3年(1646)に創建されました。
いよいよ国宝の御社殿です。みんなここの「本殿」を参拝するために階段を上がってきます。本殿はもちろん御祭神であられるところの徳川家康公をおまつりするためのものです。
「本殿」と参拝をするための「拝殿」が「石の間」で連結されています。「権現造(ごんげんづくり)」と呼ばれる様式だそうです。ここの様式が全国に数多く創建された東照宮の原型だそうです。
御社殿(国宝)は元和3年(1617)建立されました。江戸幕府大工棟梁中井大和守正清の代表的な遺構のひとつです。権現造(ごんげんづくり)社殿が全国的に普及する契機となった最古の東照宮建築です。平成22年に国宝に指定されました。
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