妊婦のノロウイルスの潜伏期間はどれぐらいなのでしょうか。
特に妊娠中である人はすごく気になるところです。
また、潜伏期間にノロウイルスがうつることがあるのでしょうか。
妊婦のノロウイルスの潜伏期間
妊婦のノロウイルスの潜伏期間は大体1日か2日で発症します。妊婦さんでも普通の大人の人でも大差ないです。そして潜伏期間であってもノロウイルスはうつります。
ノロウイルスは冬の寒い時期にかかりやすい病気です。ノロウイルスに感染すると、腹痛や嘔吐、発熱と筋肉痛などの症状を引き起こします。
妊娠中はとくに避けたい病気です。しかもノロウイルスは効果のあるワクチンがありません。自分でしっかりと体調管理するしかありません。
ノロウイルスは感染性胃腸炎や食中毒を引き起こします。体調が弱っている時は重症化しやすいです。
妊娠の可能性がある人は、全ての不快な症状を「つわり」と考えないで、すぐに医師の診察を受けましょう。妊娠中の方はつわりだと思い込んで、ノロウィルスの発見が遅れてしまうことの方が恐ろしいです。つわりがひどい場合は、早めに医師の診断を受ける方がいいでしょう。
ノロウイルスの潜伏期間の最長は
ノロウイルスの潜伏期間は大体1日か2日ですが、最長では3日と言われいます。つまり72時間です。しかし潜伏期間が過ぎたとしても、ノロウイルスの症状がわかりづらい人もいます。
ノロウイルスの赤ちゃんへの影響
ノロウイルスは症状がひどいです。下痢と嘔吐のひどさから、胎児に影響があるのではないかと思われがちです。でもノロウイルスは胎児に影響を及ぼすことはありません。また、ノロウイルスが胎児の奇形の原因になることもありません。
ところがノロウィルスが赤ちゃんには影響がなかったとしても、妊婦さんがノロウイルスによって、嘔吐や下痢を起こすことによって、脱水症状を起こす場合があります。
脱水症状を引き起こすと体内の水分が奪われるだけでなく、栄養も奪われてしまうため、それが赤ちゃんに悪影響を及ぼす可能性があります。
まとめ
ノロウイルスは感染性胃腸炎や食中毒を引き起こします。体調が弱っている時は重症化する恐ろしいウィルスです。しかも潜伏期間であっても、うつってしまいます。
妊婦さんがノロウィルスに感染したからといって、ノロウイルスそのものが胎児に影響することはありませんが、妊婦さんが脱水状態になったり、体調をくずしたりすると、その影響が胎児にストレスとなってしまいます。
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