花粉症がお風呂で悪化する?ひどい目のかゆみを感じる?湯気は?

花粉症

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花粉症の人がお風呂に入ると悪化したり、ひどい目のかゆみを感じることがあります。

基本的には、花粉症の人がお風呂に入るとシャワーや湯船で花粉が取れるはずなので、楽になるはずです。

  

花粉症がお風呂で悪化する?

花粉症の人がお風呂に入って、花粉症が悪化するのは、自律神経のバランスがくずれるからです。

よく眠くなると鼻がぐずぐずすることはよくあります。これは自律神経のなかの副交感神経が優位になっているからです。

ぬるいお風呂にゆったり入っていると体がリラックスするので、副交感神経が優位になります。そうしたら鼻がかゆくなったりするかもしれません。

でも、逆にお風呂に入るとリラックスして、過剰なストレスが取れる場合があります。花粉症の悪化の原因として、過剰なストレスがひとつの要因になっています。

お風呂に入ることで、過剰なストレスがゆらいで、花粉症の悪化の要因のひとつを取り除いているかもしれません。

また、風呂上りに花粉症が悪化すると感じるのも、浴室と脱衣所の温度差によって、自律神経のバランスがくずれる場合もあります。

ひどい目のかゆみを感じる?

ひどい目のかゆみを感じる原因として、お風呂に入るとヒスタミンが放出されるというのも事実です。ヒスタミンが放出されて、その刺激が神経を伝わって、花粉症の症状を悪化させてしまう場合があります。

この場合はあまり熱いお風呂に入らないで、湯船の温度を調整できるのなら、38度から40度ぐらいの温度で、ゆったりと入るのがいいかもしれません。

お風呂に入るとヒスタミンが出るからといって、シャワーですませてしまうと、血の循環もよくなりませんし、鼻から湯気を吸うということができなくなってしまいます。

花粉症にはお風呂の湯気がいい

花粉症の原因は花粉に対するアレルギー反応です。花粉症の対策は花粉アレルギーの原因であるアレルゲンとの接触を避けることです。つまり花粉のあるところに近づかないことが一番、大切です。

でも、外出すれば、必ず花粉とめぐりあってしまいます。花粉との接触を避けるために外出しないというのもおかしな話です。

外出すると必ず花粉が露出部分である髪や顔に付着します。もちろん、洋服や靴にもたくさんの花粉が付着しています。花粉症の症状を緩和するためには花粉の除去が一番大切です。外出後はすぐにお風呂に入り、シャワーで髪や顔についた花粉を洗い流しましょう。

花粉症の鼻づまりは鼻の粘膜の充血によるものです。温かい湯気を鼻から吸い込むことです、鼻づまりは一時的に解消できると思います。

温かい湯気を鼻から吸い込むと、鼻の中が湯気で潤います。適度な湿り気のおかげで、鼻のなかの繊毛運動が活発になります。

鼻の穴からの湯気の吸入はドイツやフランスでは温泉療法のひとつでよく行われています。お風呂の湯気は鼻づまりだけでなく、目のかゆみや顔の乾燥にもいいとされています。

まとめ

お風呂に入ると悪化してしまうのは、急に体の温度を高めてしまって、自律神経のバランスをくずしてしまったのと、お風呂に入ることでヒスタミンを多く分泌させてしまったからです。

お風呂は花粉症の人にとって、花粉症が改善される場所です。38度から40度の少しぬるめの湯にしばらくつかって、湯気を鼻から吸うようにしましょう。

着替えの服には花粉がつかないようにしたり、脱衣所を温めることもいいかもしれません。また、脱衣所の換気扇の下には花粉が落ちている可能性がありますので、脱衣所はいつも清潔にしておきましょう。

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