車のエアコンの暖房が急に効かなくなったことはありませんか?
車を発進した直後は、エンジンが温まっていないから、暖房は効かないとは思っていましたけど、
しばらく走らせているのに、暖房が効かないのはおかしいです。
また、内気循環と外気導入では、
外気導入の暖房では外の気温が寒いと温まりません。
車のエアコンの暖房が効かない?
車の暖房が効かない原因として、最初に考えられるのは、エンジンサーモスタットの故障です。サーモスタットはエンジンの温度を一定に保つための装置です。
エンジンサーモスタットが壊れると冷却水が常にラジエーターに流れる状態になります。そうなるとエンジンが熱くならないので温風が出てきません。
メーターパネル横に冷却水の温度が表示されています。冷却水の温度が低いままなら、サーモスタットの故障が考えられます。
次にエアミックスドア自体の故障かエアミックスドア制御の異常が考えられます。エアミックスドアは、ヒーターコアに送り込む空気を調整しています。エアミックスドアが故障すると、ヒーターコアに空気が流れません。当然、温風も出てきません。また、エアミックスドア制御の異常でも同じような現象が起こります。
エアコンの温度調節レバーを操作して、温風と冷風の空調音が変化しないならエアミックスドアの故障かエアミックスドア制御の異常が考えられます。
ほかにも、温度センサーの異常も考えられます。車には室温センサー、水温センサー、外気温センサーなど、いろいろな温度センサーが設置されています。室温センサーが壊れていると、室内の温度が適正だと判断されて温風が出てきません。
そのほか、バルブ、ウォーターポンプ、ヒーターファン、ヒーターホースの不良であったり、ヒーターコックのケーブル外れや破損である場合もあります。行きつけの整備工場で診てもらいましょう。
車のエアコンの暖房の仕組みは?
車の暖房は熱くなったエンジンを冷却するラジエーター液が、エンジン熱で熱くなることで、ヒーターコアを熱することで、外気や内気の空気を温めて、ブロアファンで車内に送り出しています。
車の暖房はエンジンを冷やした時の熱の再利用しています。暖房は冷房と違ってエンジンに負荷をかけていません。暖房つけたことによって、燃費が悪くなることもありません。
エンジンをかけた直後は、暖房をつけても冷風しかでません。エンジンが熱くないからです。ラジエーター液が暖かくないので温風もでてきません。
車のエアコンが効かない時の費用、修理代は?
車のエアコンが効かない時の費用、修理代は、どこのパーツの破損でエアコンが効かないかによって違ってきます。また、車検工場や車種によっても違います。あくまでも参考値としてお考えください。
サーモスタットの交換で 7千円から1万円
エアミックスドア、エアミックスドア制御の交換で 3万円から4万円
温度センサーの交換で 6千円から1万円
ヒーターバルブ交換で 2万円から3万円
ウォーターポンプ交換で 2万円から3万円
ヒーターファン交換で 5万円から6万円
ヒーターホース交換で 1万円から2万円
まとめ
車の暖房が効かない原因として、最初に考えられるのは、エンジンサーモスタットの故障です。サーモスタットはエンジンの温度を一定に保つための装置です。
次にエアミックスドア自体の故障かエアミックスドア制御の異常が考えられます。エアミックスドアは、ヒーターコアに送り込む空気を調整しています。エアミックスドアが故障すると、ヒーターコアに空気が流れません。当然、温風も出てきません。また、エアミックスドア制御の異常でも同じような現象が起こります。
ほかにも、温度センサーの異常も考えられます。車には室温センサー、水温センサー、外気温センサーなど、いろいろな温度センサーが設置されています。室温センサーが壊れていると、室内の温度が適正だと判断されて温風が出てきません。
そのほか、バルブ、ウォーターポンプ、ヒーターファン、ヒーターホースの不良であったり、ヒーターコックのケーブル外れや破損である場合もあります。行きつけの整備工場で診てもらいましょう。
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