車検時の警告灯の対策は自動車技術総合機構からのお知らせを読む。

車検時の警告灯の対策は平成28年12月22日に出された「自動車技術総合機構からのお知らせ」を読んだらわかります。

自動車技術総合機構からのお知らせでは、平成29年の2月から車検の基準が変更された旨が書かれています。

自動車技術総合機構からのお知らせ

警告灯が点灯又は点滅している自動車について

異常等が生じている自動車については、修理後に審査(車検)することを明確にするため、「審査時における車両状態」として以下の事項を規定しました。

平成29年2月以降、これに該当しない受検車両については審査を行いませんので、確実に修理した後に検査コースに持ち込んでいただきますようよろしくお願いいたします。

■「審査時における車両状態」とは次に掲げる全ての要件を満たすものをいいます。

1.空車状態(積載物がない状態)の自動車に運転者1名が乗車した状態であること。

2.原動機の作動中において、運転者が運転者席に着席した状態で容易に識別できる位置に備える次に掲げるテルテールの識別表示が継続して点灯又は点滅していない状態であること。

(1)前方のエアバッグ

(2)側方のエアバッグ

(3)ブレーキ

(4)ABS

(5)原動機

3.原動機の作動中において運転者席の運転者に警告するブザー類が継続して吹鳴していない状態であること。

4.受検車両に装着しているタイヤは応急用スペアタイヤでないこと。

車検時の警告灯の対策

車検時の警告灯の対策として、車検を通す前にエアバッグ、ブレーキ、ABS、原動機が点灯又は点滅している場合は車検さえ受けることができません。

上記の警告灯以外にも

(6)シートベルト警告灯

(7)ドライブレンジ表示灯

はチェックされます。エンジンをかける前にすべての警告灯が点灯しているかどうか、そして、エンジン始動後に警告灯が消えているかどうかのチェックを受けます。

自動車技術総合機構とは

自動車技術総合機構(じどうしゃぎじゅつそうごうきこう)は、自動車の保安基準適合性審査、自動車技術等に関する試験、調査、研究、開発などを行う国土交通省所管の独立行政法人です。

平成28年(2016)に、自動車検査独立行政法人と交通安全環境研究所が統合され発足しました。自動車等の安全性、環境性能の審査など、さまざまな基準適合性について認証審査を行います。

英語名はNational Agency for Automobile and Land Transport Technology、略称はNALTEC(ナルテック)と呼ばれています。

自動車技術総合機構ではおもに次の業務が行われています。

(1)研究業務
(2)審査業務
(3)自動車検査
(4)リコール業務

このなかの(3)自動車検査で車検を行っています。

道路運送車両法では、同法が規定する「道路運送車両の保安基準」に自動車が適合しているかどうかの検査を自動車検査(車検)と言います。

検査申請の受付や自動車検査証の交付、あるいは基準不適合車両への整備命令の発令といった事務部門は、各地の国土交通省運輸支局、または自動車検査登録事務所が受け持っています。実際の保安基準適合性審査は自動車技術総合機構が行っています。

まとめ

車検時の警告灯の対策は平成28年12月22日に出された「自動車技術総合機構からのお知らせ」を読んだらわかります。

平成29年2月以降、これに該当しない受検車両については審査を行いませんので、確実に修理した後に検査コースに持ち込んでいただきますようよろしくお願いいたします。

■「審査時における車両状態」とは次に掲げる全ての要件を満たすものをいいます。

1.空車状態(積載物がない状態)の自動車に運転者1名が乗車した状態であること。

2.原動機の作動中において、運転者が運転者席に着席した状態で容易に識別できる位置に備える次に掲げるテルテールの識別表示が継続して点灯又は点滅していない状態であること。

(1)前方のエアバッグ

(2)側方のエアバッグ

(3)ブレーキ

(4)ABS

(5)原動機

3.原動機の作動中において運転者席の運転者に警告するブザー類が継続して吹鳴していない状態であること。

4.受検車両に装着しているタイヤは応急用スペアタイヤでないこと。

上記の警告灯以外にも

(6)シートベルト警告灯

(7)ドライブレンジ表示灯

はチェックされます。エンジンをかける前にすべての警告灯が点灯しているかどうか、そして、エンジン始動後に警告灯が消えているかどうかのチェックを受けます。

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